Blog ブログ

12月・年末年始のお休みとこの時期の養生法-冷えと飲食不摂から体を守れ!-

大阪府吹田市、江坂の女性専門鍼灸院 花咲鍼灸室です。

12月と年末年始のお休みをお知らせいたします。

12月のお休みは12月4日(日)、11日(日)、12日(月)18日(日)、25日(日)、31日(土)、年始は3日より始めさせていただきます。

年末年始の休暇中にも起こしいただけると思いますので、普段お忙しい方はぜひ、この機会にお体をいたわりにお越しください。

仕事もですが、忘年会のお誘いや家の掃除もしなくちゃと、何かと忙しい時期。知らない間に疲れをため込んでしまうと、免疫の働きも落ちてしまいます。

まだ続きそうなコロナ禍だけでなく、インフルエンザや風邪も心配なので、「養生」はとても大事になってきます。 時節に合わせた養生法を少しでも意識して、寒くても活動的に過ごしましょう。

冷えは万病の元! - 三首冷やすな ―

今年は長らく暖かい気候が続きましたが、11月の終わり頃からさすがに寒さが増してきました。冬本番、寒さが本格化してきます。

冷えは「万病の元」と言われ、もともとあった不調が強く出てくる原因になります。

痛みやコリも悪化しやすいので、まずは冷えから身を守るのが第一の養生に。

服を選ぶときは、三首(首・手首・足首)を冷やさないものを選びましょう。あまり締め付けるものは血流を悪くして冷えを悪化させるので、ゆったり目がお勧めです。

マフラーやストールをバッグに忍ばせておき、寒いなと思ったときに羽織るといいですね。

手首は最近はやりのアームカバ―、足首はレッグウォーマー等で、着ているものに重ねるとあったかいですよ。 いくつか揃えておくと服に合わせてコーディネートできるので、おしゃれを楽しみつつ冷え対策にもなって一石二鳥です。

とりあえずお風呂に浸かりましょう!

忙しい人ほどおろそかにしてしまいがちなのが入浴ですが、一日の疲れをリセットして翌日に持ちこなさないための大事な時間です。

入浴の目的は汚れを落とすだけじゃなく、ゆっくり温まることで血液をめぐらせ、交感神経から副交感神経に切り替え、体を「休む」モードにして深く眠る準備をすることでもあります。

お湯につかると体に適度な水圧がかかり、温熱の効果も加わって血流を促進する効果が高くなります。

乾燥した皮膚に水分が補給されるので、肌がやわらかくなり、凝りや緊張がとれます。

表面の皮脂や汚れもはがれやすくなりますから、体を清潔に保つにも有効です。

疲れたときほど湯船にお湯をためて、しっかり体を温めましょう。

その後の睡眠の質もかわってきます。 あ、入浴後は体を拭いたらすぐ、ボデイローションやクリームなどで保湿してあげるとお肌もしっとりすべすべになりますよ。脱衣所に用意しておきましょう。

胃腸に負担がかかるとき。できることでトラブル回避を。

12月は忘年会、クリスマス、年明けはお正月のごちそうや新年会と、人と飲食をする機会が増え、胃腸に負担がかかる時期です。

コロナ禍以降こうした機械は減っていましたが、今年はそろそろ復活の兆しのようです。

それでなくても我慢しすぎは体に毒ですから、たまにはおいしいものを食べに行ったり楽しく飲んだりしたいですね。

とはいえ、胃腸へのいたわりを忘れないでください。

胃腸の働きは免疫にも大きく関わっているので、あんまり無茶をさせるとコロナやインフルエンザ、風邪などウィルスへの抵抗力が落ち、病気の元になってしまいます。

宴会の時は冷たい飲み物+油もの、味の濃いもの、という組み合わせになりがちです。

油は冷えると固まるので、冷たいものと合わせてしまうと消化が遅くなり、胃腸疲れの原因になります。 一杯目、ビールやハイボールで乾杯したら、二杯目からは氷の入っていないお酒やお湯割り等に変更して、おつまみも野菜類や煮物などを中心に食べるなど、食事の内容に気を付けることで胃腸の負担はかなり減らすことができます。

寒い時期、自然界での動物や植物の活動は鈍くなります。人間の体も同じで冷えると活動は鈍り、働きは落ちてしまうもの。

だから意識して「冷やさない」「温める」「負担をかけた後はいたわる」で、寒い時期のトラブルを防ぎましょう。

飲食した翌日にお腹の調子が悪い、体がだるいというときは、おうちでできる温灸もおすすめです。 当院でも温灸を取り扱っていますし、不調に合わせたツボのアドバイスやお灸のすえ方などもお伝えしていますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

ぱくたそ(www.pakutaso.com)