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11月のお休みと養生 ~注意すべきは乾燥と冷え~

こんにちは、大阪府吹田市江坂駅近くの女性専門鍼灸院、花咲鍼灸室です。

11月のお休みをお知らせします。

11月のお休みは11月3日(木)と6日、13日、20日、27日の日曜日です。

11月に入り、朝晩の気温がずいぶん下がってきました。

昼間もさすがに涼しくなりましたね。

汗をかかなくなり、肌の乾燥が気になってくる頃です。秋の季節性アレルギーがひどくなる人もいます。

乾燥してかゆみが出てくるような人は、きれいに洗い流したあと化粧水でしっかり保湿し、クリームなど油分のあるもので表面を保護して水分が逃げないようにフタをしてあげてください。

ニキビや吹き出物が気になる人は油分を避けがちですが、化粧水だけだと肌が乾燥し、かえって過剰な皮脂分泌を促して悪化させてしまいます。

夏のダメージが肌老化になって現れてくる時期

夏の肌は強い紫外線や汗による刺激、冷房や扇風機の風に吹かれたり、シャワーで頻繁にざあざあ流されたりこすられたりと、かなり過酷にいじめられています。秋はそのダメージがシミやシワ、乾燥や肌荒れとなって現れてくる季節。

ダメージを最小限に抑え、肌を健やかに保つには 

丁寧に洗い ⇒ しっかりすすぎ ⇒ こすらずに押さえて水分を拭い ⇒ しっかり水分を与え(化粧水やオールインワンゲル等) ⇒ 油分で表面を保護する(オイル・クリーム等)

これが基本です。肌は摩擦に弱いので、どの段階でも「強くこすらず叩かず」「やさしく」「丁寧に」扱ってくださいね。特に顔の皮膚は薄いので、絶対にこすっちゃダメです。

背中や足なども乾燥してかゆくなる人が多くいます。お風呂上りに体を拭いたらすぐにボディローションやオイルなどで保湿してあげることが大事です。脱衣所にお手入れグッズを持っていって、服を着る前に塗ってしまうのがおすすめ。

ビタミン類やたんぱく質など、肌を作り整える栄養素を身体の内側から補うことも大切です。

忘れちゃいけない水分補給。

暑い時よりのどの渇きを感じにくくなりますが、呼吸や皮膚面から水分を失っています。

温かいお茶や白湯等を持ち歩いて、少しずつこまめに水分補給をしてください。

人間の60%以上は水分。内臓も肌も粘膜も、水が足らなくなると本来の活動ができなくなります。感染症予防にも水分補給は大事なので、意識して水を飲みましょうね。

熱いものは上へ、冷たいものは下へ ―体の中も自然と同じ。昔から言われる「頭寒足熱」ー

気温が下がってくると身体の表面が冷えるので、熱の発散がうまくいかなくなります。熱は中にこもって身体の上にのぼり、足元やお腹は冷えるのに頭や顔が熱い、という「上熱下寒」の状態になりやすく、頭痛や目の痛みなどが起こります。

「頭寒足熱」になるように、足元を温かく保つ服装を心がけましょう。特に寝るときは注意が必要です。

レッグウォーマーや腹巻などで、冷えやすい部分をカバーしておやすみくださいね。

秋は夏の疲れを癒して厳しい寒さに備える、身体を労わるべき季節です。適度に秋のおいしいものを楽しみながら栄養を取り、秋晴れの下で楽しく運動して身体を温め、ゆっくり眠りましょう。

睡眠が浅い、胃腸の調子が悪い時などは、鍼灸がお役に立てると思いますので、お近くの鍼灸院までぜひ。