思春期に生理がはじまってからずっと、女性の身体に影響を与え続ける女性ホルモン。
女性の「きれい」も「元気」も、この「女性ホルモン」に大きく左右されます。
エストロゲンとプロゲステロン。
女性ホルモンには2種類ありますが、この分泌バランスが崩れている人がとても多く、そのためさまざまな症状を訴える方が増えています。
女性に特有のホルモンのアンバランスによって起こる問題に特化したのが、「女性ホルモンバランス療法」です。
ホルモンバランスが崩れると、こんな症状が出やすくなります
・月経に関する問題(PMS、生活に支障をきたすような生理痛、無月経、無排卵月経等)
・子宮、卵巣の病気のリスクが高くなる(子宮内膜症、子宮筋腫、女性特有の癌等)
・妊娠、出産の問題(不妊症、不育症)
・若年性更年期障害
・美容上の問題(肌荒れ、脱毛、肥満等)
・心の問題(イライラ、落ち込み、うつ等)
ホルモンバランスを乱す要因とは
女性を取り巻く環境の変化によって、昔よりもホルモンバランスが乱れやすくなっています。
たとえば、このようなことに心あたりはありませんか?
・食事のアンバランス(糖質やカロリーの取りすぎ、栄養の偏り等)
・生活時間の乱れ
・運動不足
・ストレス
・冷え
・環境ホルモン(建築資材に含まれる化学物質、大気や水の汚染、合成洗剤、柔軟剤、食品添加物等)
・結婚、妊娠、出産の高齢化や少子化(エストロゲン分泌時期が長くなる)
※加齢によって、自然にホルモン分泌の変化が起こってくるのが「更年期」です。
「女性ホルモンバランス」の治療とは
現在、病院でのホルモンバランス治療には低用量ピル等が使われています。
でも、薬にはどうしても副作用の危険がついて回ります。
当院での「女性ホルモンバランス療法」は、さまざまな女性特有の症状に特化した施術で、次のような特徴があります。
・薬を使わないため、副作用の心配がない
・身体にやさしく、無理のない自然な状態で改善効果が得られる
・すべての年代の女性に適応する
・体調だけでなく、髪や肌がきれいになり、ダイエット効果も期待できる
こんな方におすすめです
・ひどい月経痛やPMS、生理不順に悩んでいる方
・更年期を穏やかに迎えたい方
・元気な赤ちゃんを授かりたい方
・きれいになりたい方
・元気に生き生きと毎日を過ごしたい、すべての女性
女性ホルモンの基礎知識
■ エストロゲン:卵巣の中に蓄えられた卵子を包む「卵胞」から分泌されます。卵胞ホルモンとも言われます。
別名「美のホルモン」とも言われ、肌や髪をつややかにし、ボディラインも整えてくれるという、女性にとっては嬉しい効果をもたらすホルモンです。
月経終了後から排卵前まで徐々に分泌が増え、この時期の女性は気持ちも明るく朗らか、とても元気で活動的になります。
一方で子宮の内膜を厚くして、妊娠に備えます。
いい作用に注目が集まりがちですが、エストロゲンに晒される期間が長くなると、子宮体ガンや乳ガンの発症率が高くなるなどのデメリットもあります。
■ プロゲステロン:別名「母のホルモン」。排卵後、卵子を包んでいた卵胞が「黄体」というものに変化し、そこから分泌されます。
黄体ホルモンと言われます。
妊娠を維持するためのホルモンで、プロゲステロンの分泌がはじまると、身体は栄養分や水を溜めこもうとします。
この時期はむくみやすく、太りやすくなり、便秘や、吹き出物などのトラブルが起こりがちです。精神的にも少し落ち込んだような状態が続きます。
※排卵された卵が子宮に到達する頃までに受精が成立しなければ、卵子は厚くなった子宮内膜と一緒に体外に排出され、月経となります。